先月、大阪市の病院で臨床治療としては世界初のiPS細胞由来の心筋シートを使った手術が行われ、執刀した医師らが手術後、初めて会見を開きました。
大阪けいさつ病院は先月29日、iPS細胞からつくった心筋細胞シート「リハート」を重症心不全の患者に移植する手術を行いました。
心筋シート「リハート」は大阪大学発のベンチャー企業・「クオリプス」が開発した製品でiPS由来の製品を臨床現場で患者の治療に使うのは世界で初めてとなります。
病院は、きょう会見を開きリハートの開発を主導した大阪けいさつ病院の澤芳樹総長らが手術の成功を報告しました。
【大阪けいさつ病院・澤芳樹名誉教授】
「治療法がなくこれ以上治らない方に次の一歩となってほしい。少しでも病気で苦しむ多くの人を助けたい」
【治療を受けた神奈川県在住の患者(50代女性)】
「今後期待しかない。犬の散歩に行って思い切り走りたいです」
今後、10名の患者への心筋シート「リハート」の適用手術を検討していて2033年までに本承認を得ることを目指していくということです。
