16歳の少女が兵庫県警に逮捕・勾留された後に衰弱死し母親が賠償を求めた裁判が始まり、国と兵庫県は全面的に争う姿勢を示しました。
兵庫県警の大上健二監察室長は「警察官による捜査及び、留置施設における対応に国家賠償法上の違法はないと判断し、請求の棄却を求めた。県の主張の詳細は今後裁判で明らかにしたい」とコメントを発表しました。
訴えによると、去年6月、当時16歳だったるなさん(仮名)は、勤務する兵庫県内の障害者支援施設で利用者への暴行を疑われて逮捕・勾留され、不起訴となりました。
るなさんは摂食障害やPTSDで衰弱し、体重がおよそ20キロに減って去年12月に死亡。
母親は「違法な捜査だった」として、県(警察)と国(検察)を相手取りおよそ1億円の損害賠償を求めています。
21日の第一回口頭弁論で、国と兵庫県は全面的に争う姿勢を示しました。
