イタリアのメローニ首相は20日、ミラノなどで起きた暴動を受け、デモでの暴力行為に対する罰則強化や兵士500人の追加配備を盛り込んだ政令を閣議で承認したと発表しました。
メローニ首相は20日、SNSに投稿した動画で、新たな治安対策について説明しました。
新たな政令では、「デモへの暴力的参加」という犯罪を設け、5人以上の集団に加わって石や爆竹などを投げ、周囲の安全を脅かした場合、最大5年の拘禁刑と最大2万ユーロの罰金を科すとしています。
また、未成年者が店舗などを破壊した場合、親に損害賠償を迅速に求める仕組みを導入するほか、年末までの間、ミラノに兵士500人を追加配備し、警察の活動を支援します。
イタリアでは先週末、ミラノなどで店舗の略奪や破壊、警察官への襲撃が相次ぎ、メローニ首相によると、330人が拘束・逮捕されました。
メローニ首相は、「デモをすることは権利だが、街を破壊することは権利ではない」と述べ、厳しく対応する姿勢を示しました。
