新潟県は10月に予定されていた地域航空会社『トキエア』に対する融資の返済開始を5カ月間猶予することを決め、花角知事は「事業計画の確度を確認する上で時間が必要」と話しました。
10月20日、最終日を迎えた9月県議会。
【県議会建設公安委員会 飯野晋 委員長】
「トキエア株式会社に対する融資については、昨年に続き、返済猶予の申し出がなされるなど返済が危ぶまれるので、事業の継続性も踏まえた確実な返済計画を検討すべきとの意見(が出た)」
委員会から報告が上がったのは、県がトキエアに対して行っている11億6000万円の融資の返済についてです。
当初返済の開始時期は去年10月の予定でしたが、トキエアの業績下振れを理由に1年延期。
その後も今年の3月期決算で約29億円の債務超過に陥るなど厳しい経営状況が続く中、トキエアは県に対して、再来年度と見込む黒字化まで返済を再び猶予するよう打診していましたが…
【花角知事】
「今、非常に営業成績が伸びているというのは分かっているが、これが冬もしっかり持続できるのかというあたりをもう少し確認する時間が必要だと。事業計画の確度を確認する上でも、それは必要なんだろうなというふうに理解している」
県は事業計画の実現可能性を確認しきれなかったことに加え、返済の負担により事業継続に不安が生じるとして、返済開始を来年3月末まで暫定的に猶予することを決定。
一方で、トキエアに対しては、より具体的な計画の策定を求めていて、それを踏まえて融資の返済計画の見直しを検討することにしています。
【花角知事】
「非常に地域社会、地域経済にとって価値のある事業だと思っているので、その事業をしっかり応援していきたい」
また、9月県議会は総額149億円の補正予算案を可決し閉会しました。
