静岡県静岡市の中心街の近くにあり市民だけでなく観光客も訪れる駿府城公園。静岡市はこの公園に宿泊施設を建設する計画をすすめていますが、市民からは必要性を問う声もでています。
高本圭市 記者:
静岡市が新たに提案したのは、茶室の前のこの場所に宿泊用の建物を建てる計画です
駿府城公園・紅葉山庭園の茶室に計画されていた宿泊機能の「追加」。
静岡県静岡市は議会側の反発をうけ、10月6日、新たに茶室の外に宿泊棟を建設する計画案を示しました。
静岡市歴史文化課・前島将人 課長:
茶室での宿泊、駿府城公園内にある既存施設での宿泊、小さな別棟のような形をとる。(その中で)比較検討をして、別棟で宿泊機能を集約する方向で進めたいと(市議会に)説明した
新たな計画では茶室の外に40平方メートルほどの宿泊棟を設け、宿泊人数は2人。
想定される整備費は当初の計画の2倍近い5000万円に膨らみました。
それでも市はこの事業に“妥当性”があると強調します。
静岡市歴史文化課・前島将人 課長:
こちら(茶室)は体験の場として今までの用途と同じで、(改修により)さらに有効活用する。宿泊(機能)は別棟に集約することで宿泊棟の回転率も上がり、採算性などは十分検討した
県内を訪れていた観光客は―。
観光客(東京都内から):
こっち(お金)次第かな。かなり高そうですもんね
観光客(大阪から):
ぜいたくだから、自分が泊まるなら5万円まで。でも10万円もありかなと。“ふたり占め”できるのはいい
一方で、まだ全容がわからず、市民のうけとめはさまざまです。
静岡市民:
1組だけ泊まれるというのはどうですかね。他に使うところがあるかなと
静岡市民:
難波市長のやっていることは共感できることが多くて、積極的にいろいろな事業を進めているのはいいこと
静岡市民:
新しいものは欲しいと思いますが、いろいろな兼ね合いをみて作ってほしい。(宿泊施設は)そこまで必要かなと
新たな計画案は議会で受け入れられるのか。
市は2027年度の工事開始と2028年度以降の利用開始を目指しています。
