食料品の消費税減税法案が20日、審議入りしました。
飲食店などではすでに減税を見据えた動きが広がっています。
さらにプレミアム商品券が浮上するなど、政府による支援策も注目されています。
20日朝、閣議に出席した高市総理。
2年間に限り食料品の消費税率を1%にする消費税減税法案の審議開始を前に、出席した大臣の1人からは「総理は気合十分だった」との声が聞かれました。
そして午後1時、高市総理は答弁資料の入った分厚い封筒を抱えながら本会議場へ。
「消費税減税は総理の悲願だ」という指摘を受けると、小さくうなずきますが…。
民主改革の会・重徳和彦議員:
高市総理は私が責任を持って確実に税率を戻してまいりますと述べていますが、本当に戻せるのでしょうか。仮に2年後の総理が高市さんでなかったら、どの党のどなたが責任を持つことになるのですか?
高市総理:
最後まで責任を持って確実に対応するという私の覚悟を申し上げたものですが、与党での党議決定をしているので、現在の与党の総理であれば、同様の対応になると考えます。
減税の財源で詰め寄ったのは、国民民主党の浅野議員です。
国民民主党・浅野哲議員:
財源について総理は心配には及ばないというが、国民が知りたいのはその“中身”です。
高市総理:
特例公債に頼らず確保するという方針のもと、歳出歳入両面の見直しなどにより確保する。
これまでと同様、明確な財源について踏み込まなかった高市総理。
街の飲食店では、すでに消費税減税法案成立後を見据えた動きが始まっていました。
2026年8月、渋谷センター街にオープンしたばかりというラーメン店「セアブラノ神 渋谷センター街店」。
ですが、厨房をのぞくと、奥でおむすびが作られています。
店先にはさまざまな具が入ったおにぎりのテイクアウト専門店「おむすびの神」が併設され、取材中、実際に購入する客も。
しかし、なぜラーメン店がおにぎりに力を入れるのでしょうか。
おむすびの神 企画広報制作部・鈴木力部長:
(食料品)8%の消費税が1%に変わっても、イートインのお店は減税の対象になっていない。お客さまが外食を控えてしまう。
店内で20日、ラーメンを食べていた客も「(外食)しづらくなりますね。外食もおいしいから外食もしたいけど…」と話していました。
伸びやすい麺類はテイクアウトの壁も高いことから、持ち帰り利用が多いおにぎり専門店を併設したのだといいます。
一方で、店の担当者は外食支援に関するある期待を寄せていました。
それは、先週の予算委員会でのひとコマ。
国民民主党・浜口政調会長:
予算編成の中でGoToEatとかプレミアム商品券をやる可能性もあると。
高市総理:
そういうことでございます。
高市総理は、コロナ禍で政府が行った外食支援策「GoToEat」などを消費税減税に合わせ検討することも示唆していました。
おむすびの神 企画広報制作部・鈴木力部長:
(Q. 外食支援について)我々としても対応できる形を逐次進めていきたい。
こうした支援策について20日、財源や効果面などを問われた高市総理は「関係者のご意見に耳を傾けながら、支援の内容を検討のうえ、必要十分な対応を具体化していく」と述べました。
