長い歴史を刻んだ極上の味を「これからも次の時代に」
江戸時代から続く愛知県蟹江町の「甘強(かんきょう)酒造」は、和食に欠かせない極上のみりんを製造・販売するメーカーだ。

本社は築100年以上の歴史を感じる立派な建物で、「登録有形文化財」にも指定されている。

看板商品は、創業当時から変わらぬ製法で造る、本みりん。

もち米を主原料として、約1年かけて熟成・発酵。屋号の通り、甘みと旨味の強いみりんを作る。

その味が活きる料理を作ってもらうと、出してくれたのは「肉じゃが」。みりんを使うことで素材の味がしみ込み、優しい甘みになっている。

「甘強酒造」の代表は、「158年続いたこの会社を、次にまた繋いでいく、そこまでしっかり安全運行するというのが私の役割」と話す。
長い歴史を刻んだ極上の味を、これからも次の時代に繋いでいく。
(東海テレビ)