呉市の70代男性から約2億円分の暗号資産をだまし取ったとして、
14日、大阪府の31歳の男が逮捕されました。
男は「道具屋」と呼ばれる役割を担っていたとみられています。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、
大阪市に住む自称・飲食店従業員の二階堂龍之介容疑者(31)です。
警察によりますと、二階堂容疑者は
去年11から今年1月にかけて何者かと共謀し、
呉市の男性(70代)に対して、大阪府警を名乗り
「お聞きしたいことがある」などと電話やショートメッセージで連絡。
その後、
「東南アジアを拠点とした詐欺グループの一件にあなたが関わっている」などと
嘘の説明をしたうえで、暗号資産の分析が必要だと持ちかけ、
28回にわたり約2億267万円相当の暗号資産を
だまし取った疑いがもたれています。
この被害額は、県内の特殊詐欺事件としては過去最悪だということです。
警察の調べに対して「全く身に覚えがない」と容疑を否認しています。
二階堂容疑者は、犯行に使う電話の発信機を設置する
いわゆる「道具屋」と呼ばれる役割を担っていたとみられ、
押収した機器からは全国で約90件、総額約7億3000万円に上る被害が
確認されているということです。
警察は、二階堂容疑者がどこまで関与していたかなど
事件の経緯を詳しく調べています。
