今年のノーベル化学賞の受賞決定から1週間。
府中町出身の東京理科大学・そ合憲三栄誉教授が14日、TSSの単独インタビューに応じました。
インタビュアー:加藤雅也キャスター
――よろしくお願いいたします。お忙しい中ありがとうございます。
【東京理科大学 そ合憲三 栄誉教授】
「こちらこそ、皆さんがお忙しいから。ありがとうございます」
分刻みのスケジュールでも相手への気遣いを忘れない東京理科大学・栄誉教授のそ合憲三さん。受賞決定から14日で1週間です。
――受賞決定の一報を受けたときは・・・
【東京理科大学 そ合憲三 栄誉教授】
「ちょうど、その日の夕方、夜に近いときに、近所のスーパーで買い物をしていて、電話が鳴って、スウェーデンとか書いてあったので、出たらいわゆるノーベル化学賞が決まったということで、大変驚いた次第です」
そ合さんの受賞理由は「不斉自己触媒反応」の発見。
この反応は“ソアイ反応”とも呼ばれ“生命の起源”にもつながる研究とされています。
世界から注目を集めるそ合さんの原点は故郷・広島にありました。
【東京理科大学 そ合憲三 栄誉教授】
「実は小学校が大学のキャンパスの中に当時あった。帰るときに理学部の建物の裏を1人で歩いていたら、研究に使った材料が置いてあった。顕微鏡のプレパラートという小さいガラス。
(プレパラートを)見たらなんかやはりすごく心が落ち着く。
そういう意味では理科や研究のほうに、気というか・・・自然に向いていたということはあるかと思う」
故郷の風景が今もしっかりと目に焼き付いていました。
多忙のため今はなかなか広島に帰省する予定はないということですが、そんなそ合さんが広島で必ず食べるというのが…
【東京理科大学 そ合憲三 栄誉教授】
「食べるものは、お好み焼きは必ず食べます。お好み焼きは子どもの頃から食べている。大人になってから、お好み焼きを食べるとき、お酒は飲まないですね。子どもの頃からお酒飲まずに食べているから、だからお好み焼きのときはお酒を飲むもんじゃないと体が覚えちゃって…」
広島のソウルフードがノーベル化学賞につながる研究のエネルギー源となっていたのかもしれません。
ノーベル化学賞の受賞が決まってもそ合さんの探究心は沸々とわき続けています。
――原動力は?
【東京理科大学 そ合憲三 栄誉教授】
「研究自体は壁みたいなずっとある。それは、原動力というか、知りたいというか解明したいというところが基本的には生きがいだろうと思います」
※そあいの「そ」は石へんに夾
