熊本市に本社を置く住宅メーカー『シアーズホーム』が顧客の住宅ローンで不適切な手続きです。
シアーズホームは住宅ローンを金融機関に申し込む際に情報を改ざんしたりローンの対象にならない資金を付け加えるなどしていたと9日、発表しました。
不適切な住宅ローンの申し込みが行われていたのはローンが実行されたものも合わせて127件です。
第三者を交えた調査委員会によりますと、2021年以降、顧客の住宅ローンを金融機関に取り次ぐ複数の社員が、金融機関に提出する信用情報に関わる資料を改ざんするなどしていたということです。
関わった社員は顧客が提出した源泉徴収票や勤務先を改ざんしたり、対象とならない
自動車ローンの借り換え資金を追加したり、不適切な申し込みを14の金融機関に
行っていました。
金融機関からローンの用途について問い合わせを受け問題が発覚。
原因について、調査委員会は「社員には、顧客の獲得やインセンティブのプレッシャーがあり、顧客の獲得のためなら不適切な手段も許されるという認識があった」と指摘。
会社側は、不正行為を黙認した上司も含め関わった社員46人について懲戒解雇や降格などの懲戒処分を行い「信頼回復に努める」としています。
