7月の地震を引き起こした日奈久断層帯の周辺にある山地では、複数箇所で斜面が崩れている可能性があることが民間企業の調査で分かりました。
崩れた土砂が谷の一部を埋めている場所もあり、土石流などに注意が必要です。
【国際航業・西日本技術グループ 室井 翔太さん】
「当社でレーザー計測をしてAIを使って、崩壊の痕跡を抽出した」
航空測量会社の『国際航業』は、地震直後、日奈久断層帯周辺の長さおよそ40キロ、幅およそ4キロの範囲について航空レーザー測量による調査を実施。
AIによる分析で、およそ6700カ所の崩壊を抽出したということです。
【国際航業・西日本技術グループ 室井 翔太さん】
「その6700カ所が全て危ないというわけではない」
このAIが抽出したデータと、2020年10月に計測したデータを比較し標高の変化を解析。
実際に斜面が崩壊しているのは数十カ所から十数カ所程度で、中には、流れ出た土砂が谷の一部をふさいでいる場所もあったということです。
ただ、斜面の崩壊は地震だけでなく、去年8月の記録的大雨などで発生したものも含まれるとしています。
【国際航業 西日本技術グループ 室井 翔太さん】
「度重なる豪雨や地震で山が緩んでいるのは確かなので、それが土石流となって下流側に流れる可能性はあるので」
「二次被害が起こらないようにしかるべき対策をすることが重要」
