住宅街に現れた異様な光景。
突然、建物がミシミシと音を立てて倒壊したというのです。
倒壊した住宅の隣人:
(Q.住宅が崩れた時の音は)雷みたいにドーンとすごい音。びっくりするどころじゃない、心臓止まりそうだった。
10月4日、大阪市内にある住宅が密集する場所で、建物の倒壊は起きました。
ベランダごと崩れ落ちた壁。
大きく亀裂が入り、無残な姿に。
がれきは完全に道路をふさいでいました。
壁がなくなった建物は、椅子が見えるなど内部が丸見えとなり、室外機もぶら下がったまま。
さらに3階部分は大きく傾き、いつ崩れてきてもおかしくない状態です。
8年前に撮影された画像。
緑のひさしがついているのが今回倒壊した住宅です。
一見すると、すぐには崩れそうには見えません。
しかし、倒壊前日に撮影した写真を見ると、建物の壁には、ひび割れや剥がれている箇所が確認できたのです。
倒壊した住宅の隣人は、建物の異変を感じていました。
倒壊した住宅の隣人:
(Q.壁とか剥がれなかった)うちの間にヒビが入ってて、崩れるよと言っていたら案の定。
突然、崩壊した建物。
大阪市は、がれきでふさがれた道路の通行制限を行っています。
崩れた建物のすぐそばには、住民が不安を訴える崩壊寸前の危険な空き家がありました。
大通り沿いにあったのは、今にも崩壊しそうな空き家。
外壁は崩れ、木材はむき出しに。
近隣住民:
怖い。ついここを通るときは見上げてしまう。無意識に…落ちてこないかな。
倒壊した建物から車で5分ほどの場所にある危険な空き家。
このエリアには、30カ所以上の学校が立ち並んでいます。
生徒が問題の空き家の前を通って学校の方へ向かう様子も見られました。
今回倒壊したのは、複数の住宅が壁を共有して一列に連なる、長屋の一画でした。
倒壊した住宅の隣人:
昔の家だから長屋。長屋でつながっている。(Q.壁とか剥がれなかった)剥がれてるやん、こっちの方もみんな。20年住んだら崩れると言ってひびも入っていた。腹が立つ、悔しい。
倒壊した住宅は20年近く人が住んでいなかったということですが、市によると、棟続きに居住者がいるため、法律上は“空き家”に該当しないとされてきました。
倒壊した住宅の隣人:
今日でもあしたでも、すぐ(撤去)してほしい。ほんまに大変やわ。
市は、倒壊した部分を“空き家”と判断。
強制撤去などの措置を検討しているということです。
