10月8日、北アルプスの涸沢で群馬県の女性が転倒し、ヘリコプターで救助されました。
遭難したのは、群馬県安中市の67歳の女性です。
警察によりますと、女性は北アルプスの涸沢(標高約2300メートル)でテント泊をしていて、8日未明、移動中に転倒したということです。凍った石段で滑ったとみられ、通りがかりの登山者が「女性がけがをして動けなくなっている」と、近くに滞在していた山岳遭難防止の常駐隊員に届け出ました。
連絡を受けて出動した長野県警のヘリが、8日午前10時前に女性を救助して、松本市内の病院に搬送しました。女性は左手首を骨折する重傷ということです。
女性は10月6日に登山仲間と2人で上高地から入山し涸沢にテント泊しました。7日に北穂高岳まで往復し、8日に下山予定だったということです。
穂高連峰に囲まれた涸沢は、カール地形で強風の影響を受けにくいことなどから、国内屈指の紅葉の名所として知られています。9月末から赤いナナカマドや黄色いダケカンバが見頃を迎え、国内外から多くの登山者が訪れています。
