例年、秋に出荷が始まる佐賀・唐津市のブランドのサバ、「唐津Qサバ」が夏の海水温の上昇で大量死。稚魚9万6000匹のうち約9割が死んでしまい、2年連続で出荷を断念することになった。
2年連続でサバが大量死 出荷を断念
「唐津Qサバ」は、唐津市と九州大学の共同研究で2014年に誕生した完全養殖のブランドのサバ。

エサの管理によって、脂のノリを保つことができるほか、食中毒の原因となる寄生虫アニサキスのリスクを減らすことができ、安全でおいしい水産資源としてブランド化が進められている。

例年、秋に出荷が始まるが、昨シーズンは夏の暑さで海水温が上昇しサバが大量に死んでしまったことから出荷を見合わせていた。

今シーズンこそは出荷を目指していた「唐津Qサバ」だが、今年も夏の暑さで海水温が上昇しサバが大量死。2年連続で出荷を断念することになった。
海水温30度に上昇 稚魚の9割死滅
今年は夏の海水温が30度ほどまで上昇。このため去年の春から育てていた稚魚9万6000匹のうち約9割が死んでしまった。

毎年のように猛暑の影響で海水温が上昇している唐津の海。来シーズンは、海水温が適切な温度になってから稚魚を海上のいけすに移すなどの対策を行うことにしている。

唐津市水産課は「改善策を見つけ『唐津Qサバ』の提供を早く再開したい」としている。

