園児への虐待が認定され再発防止に取り組んでいる唐津市の保育園で、県は5日新たに園長が園児の頬をたたく不適切な行為があったと発表しました。園児にけがはなかったということです。
【県男女参画・こども局 大草昭雄局長】
「再発防止の取り組みを徹底すべき状況の中で、現場の責任者である園長が園児をたたく行為に及んだことは不適切」
唐津市にある私立「城内シオン保育園」では、保育士による園児への虐待が行われていたとして県は1件の虐待を認定し、園は再発防止に取り組んでいました。
県によりますと9月30日、園内で園児1人が園長に頬をたたかれたという新たな事案が発生、園児にけがはなかったということです。
園児の年齢や性別は公表していません。
園長本人から「園児をたたいてしまった」と県に通報があったことで発覚し、現在園長は子供と接する業務から外れて、園の営業は主任保育士を中心に継続しています。
この問題をめぐっては保護者などで作る有志の会が県に申し入れ書を提出し、保護者への説明や再調査を求めていましたが、これに対し県は保護者への説明会と再調査を行う予定はない考えを示していました。
【県男女参画・こども局 大草昭雄局長】
「子供に対する虐待はあってはならない。県として、子供の安全と安心を何よりも大切に対応していく。今回の事案に加え、園の保育体制全般にも問題がないかという点も含めて調査を行う」
県は今回の通報を受け保育施設の園長経験者を含む8人で調査団を構成し、園の職員への聞き取りに着手していて、唐津市内には県職員を常駐させているということです。
調査期間については10月中をめどに進めるとしていて、今後は元職員や保護者などを対象にアンケートを行う方針です。
