胃がんの主な原因の一つとされるピロリ菌について、佐賀大学は県内の中学3年生を対象に10年間行ってきた健診の成果をこのほど発表しました。
佐賀大学は、県からの受託事業として2016年度から昨年度までの10年間、県内全ての中学3年生を対象に「若年者ピロリ検診」を行ってきました。
ピロリ菌は、胃がんの主な原因の一つで5歳までに感染し、そのうち15パーセントが将来的に胃がんを発症するといわれています。
佐賀大学によりますと10年間で、のべ約8万人が検診を受け1470人のピロリ菌感染者を確認、その9割以上が除菌治療を受けたことを発表しました。
県や佐賀大学は「ピロリ菌感染者を早期発見し治療することで、胃がんの予防につながる可能性がある」として検診を受けることを推奨しています。
県によりますと「若年者ピロリ検診」は現在も実施していて、来年度以降の継続については検討中だということです。
