“ものづくりのまち”として知られる新潟・燕三条地域で工場などを見学できる『工場の祭典』が始まりました。職人の息づかいやものづくりの奥深さを感じようと多くの人が訪れています。
世界有数のものづくりのまちとして知られる燕三条地域で10月1日始まったのは『燕三条工場の祭典』です。
普段見ることのできない工場などを公開することで職人の後継者不足などの課題改善につなげようと2013年にスタートし、今年は過去最多157の企業・団体が参加しています。
【桶屋美圭アナウンサー】
「こちらの一枚の板材から様々な工程を経て作られているのが、私たちが普段よく使っているスプーンです。このスプーン一本には多くの職人技が詰まっています」
スプーンなどのカトラリーを製造するこちらの企業ではその工程を見学できます。
その日の気温によって素材の伸び方も変わるため、職人が一つ一つ確認しながら作業。
その後、スプーンを丸い形状にする半切や研磨などの工程を経て完成する様子を訪れた人は真剣な眼差しで見つめていました。
一方、三条市の老舗鋳造メーカーでは東京から訪れた団体客が農機具や洗車機などの部品ができるまでの工程を見学。
「いま何百℃くらい?」
「これで1400℃くらい。夏場だと(暑くて)皆さんをご案内できない」
鉄を溶かしたり、砂型に流し込んだりする作業を間近で見た人たちは…
【訪れた人(東京から)】
「ここにくると鋳物、油の匂い、鉄の匂いを感じながらものを作っているんだなという感じがする」
【訪れた人(東京から)】
「人でないと作れないものはあるなと。改めて、アナログの技術、日本の技術を感じられた」
【燕三条工場の祭典2026 捧開維 実行委委員長】
「燕三条地域、製品や技術が注目されがちだが、それを織りなす職人だったり、地域の人々に注目していただけるように色々な施策をしているので、ぜひ楽しんでいただけたら」
『工場の祭典』は10月4日まで行われます。
