中国の王毅外相は、米中首脳会談の重要な政治的成果として、両国関係に「尊重、公平、対等」という原則が加わったと説明しました。
中国外務省によりますと、王毅外相は、習近平国家主席のアメリカ訪問について同行記者団に説明しました。
この中で王外相は、24日に行われたトランプ大統領との首脳会談について、両首脳が「尊重、公平、対等に基づく米中の建設的な戦略的安定関係」を構築することで合意したことが、重要な政治的成果だと説明しました。
このうち「尊重」については、互いの主権や領土保全のほか、「相手の核心的利益と重大な懸念を尊重すること」だとしています。
中国は台湾問題を「核心的利益」と位置づけていて、王外相は、習主席がトランプ大統領に対し、「台湾独立」に反対する立場を堅持するよう求めたことも明らかにしました。
また「対等」については、「両国の主権は平等で、優劣の区別はない」と説明しました。
さらに王外相は、今年が東京裁判の開廷から80周年にあたるとして、高市政権を念頭に「戦後の国際秩序を維持し、軍国主義の復活を防ぐことは、米中共通の責任だ」と主張しました。
