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【台風情報】台風25号被害が長期化 「緊急復旧」始まるも印旛沼決壊の浸水地域で週末再び強い雨か 台風26号で“ダブルパンチ”懸念

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堤防が決壊し、大規模な冠水が発生した千葉県の印旛沼周辺の住宅地では、25日も住民が片付け作業に追われていました。

そんな中、再び26日から関東では雨が強まる恐れがあり、警戒が必要です。

台風25号がもたらした豪雨によって決壊した千葉県の成田市、印西市などにまたがる印旛沼。
その周辺で大規模な冠水が発生した地域では、少しずつ水が引き始めています。

23日に撮影した場所を25日と見比べると、水没していた田んぼの稲が見えるまで水が引いてきたことが見て取れます。

一方で、水は引いてきたものの、油が流出している状況も見て取れます。

また、水没したソーラーパネルからの出火も続いていて、流出した油に燃え移るなどの二次被害も懸念されています。

こうした中で、国交省は25日から、決壊した堤防を修理する緊急的な工事に取り掛かりました。

千葉県と水資源機構、関東地方整備局で構成する“チーム印旛沼”を結成。

決壊した堤防の応急復旧を進めるとともに、排水ポンプ車を最大30台態勢に増強し、浸水した地域の排水を急ぐとしています。

関東では26日から秋雨前線の影響で雨が強まる予想となっていて、被災した地域の住民は警戒を強めています。

印旛沼から流れ出た水が引き始めた住宅地では、住民が浸水した家の中の片づけを行っていて、庭に出された座椅子からは水がしたたり落ちていました。

片付けをしていた人は「畳だけでも出せれば…あした雨なので天気悪いので。まだ完全に水引いていないので、また心配ですよね」と話します。

やっと水が引き始めた矢先に、雨が再び降る予報とともに台風26号の影響で来週は雨が続く恐れがあり、不安の声が上がりました。

水が引いた印旛沼周辺では、巨大なトラックの荷台が道路に流れ着き、放置されていました。
さらに、車も路肩に落ちていました。

浸水した住宅では多くの家財道具などが水につかり、だめになったといいます。

住人:
灯油も全部玄関においてあったが、みんなぷかぷか浮いてきちゃったから、こっち側に出したがテレビのところもダメだし、これは最悪。

さらに、復旧作業に必要な車も冠水により車が故障し、片付けに必要なものや食料品の買い出しができなくなってしまいました。

住人:
2台ともダメですね。あとがついているところまで水没した。

そこに追い打ちをかけるのが秋雨前線による週末の雨です。

住人:
印旛沼の決壊だけ直してくれれば(浸水被害は)ないと思う。そこが直してくれるかどうか。それが直さないと2回目のダブルパンチ…。

再びの強い雨に加え、暮らしへの影響が長期化しています。

千葉・姉ケ崎駅周辺では広範囲にわたり土砂が崩れ、大量に流れ込んだ流木や土砂が道路や線路をふさいでいました。

JR内房線の姉ケ崎駅から木更津駅間は、復旧に少なくとも3カ月以上を要するということです。

25日午後、千葉・木更津駅の内房線と久留里線の改札では運転取りやめの影響か、人がほとんど歩いていませんでした。

週明けからはバスによる振り替え輸送が始まる予定です。

木更津駅にいた人からは「普段より(バスを待つ)列は長いかな」「時間通り来るか、渋滞で遅れないか不安。早く直ってほしい。電車が止まってると不便なので」などの声が聞かれました。

暮らしへの影響が長期化する中、列島には再び台風の脅威が迫っています。

台風26号は次第に暴風域を伴い、強い勢力で週明けに沖縄地方に近づく予想となっています。
その後、日本列島の南を北上する恐れがあります。

台風26号と秋雨前線の影響で来週は関東でも強い雨が降り、台風25号の被災地では影響が長期化する恐れもあります。

千葉県、神奈川県など地盤が緩んでいる地域では、少しの雨でも土砂災害が発生する恐れがあるため警戒が必要です。

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