農畜産物の生産者を支える新しい取り組みです。肉やコメなどの食材を収穫前から購入して生産者の収入安定につなげる『先買い』をコンセプトにした販売サイトが立ち上がりました。
『先買い』とは生産者が天候などに左右されず安定した収入を得るため消費者が収穫前から購入する取り組み。
地域活性化の活動を行う南阿蘇村・産官学連携協議会が先買いのできる販売サイト
『さきがいマルシェ』、通称『さきマル』を立ち上げこの日、熊本市で発表が行われました。
あか牛の生産をめぐる課題解決に携わってきた慶應義塾大学の岸 博幸教授も参加し
この取り組みの意義を語りました。
【慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 岸 博幸 教授】
「農業のビジネスモデルをこれを機会に変えていきたい。農業を持続可能な形にしたい」
第1弾として菊池米、熊本あか牛、天草大王の販売をスタート。
会員になると農業体験ができることから食育にもつながり、購入金額に応じた特典も
用意されています。
【中原理菜アナウンサー】
「天草大王のローストをいただきます。やわらかくてジューシー。おいしく食べることで生産者を応援できる」
7月の地震で影響を受けた上天草市姫戸町の天草大王の生産者はこの取り組みに期待を寄せています。
【姫戸町で天草大王を生産 姫コッコ倶楽部 山口博子 代表取締役】
「姫戸町は八代から水を引いているので断水した。鶏舎は地下水だったので生き延びたが止水だったら全滅だったと思う。そういうときはこういうふうに先買いで予約いただいて…となると助かったと思う」
『さきマル』は実証を通してニーズを把握・検証し県内各地の農畜産物の先買いにも
つなげたいとしています。
