1700人以上が犠牲となった岡山空襲から2026年で81年です。体験者が描いた絵を通じて戦争の悲惨な状況を体験してもらう展示会が岡山市で開かれています。
この展示会は岡山空襲の悲惨さと平和の尊さを伝えようと毎年、企画されています。49回目の2026年のテーマは「絵からたどる空襲体験」です。
1945年6月29日、アメリカ軍のB29が焼夷弾を投下し、岡山市街地の約6割が焼失、1700人以上が犠牲となりました。こちらはアニメーション作家、高畑勲さんの姉、菅原五十鈴さんが描いた油彩画です。
(岡山空襲展示室木村崇史さん)
「高畑勲さんが9歳、姉が11歳の時に岡山空襲に遭い2人で逃げている時近くで大きな焼夷弾が爆発し衝撃で姉が(一時的に)倒れたシーンを描いている。横になっている人が姉で起こそうとしているのが高畑さん」
会場には空襲から逃れる人々や焼野原となった岡山市街地を描いたものなど空襲の悲惨な状況をリアルに描いた28点の絵が展示されています。
(岡山空襲展示室木村崇史さん)
「空襲を体験した人が書く絵はとても真に迫ったものでその人にしか描けない光景。戦争が起こらないようにするために1人ひとりがどう考え行動していけば良いのかを資料を通して考えてくれたら」
この展示会は岡山シティミュージアムで10月12日まで開かれています。
