9月21日は敬老の日。大分県内に平均年齢70歳、最高齢82歳のヒップホップダンスチームがある。全国大会で優勝し、NBAの舞台でもパフォーマンスを披露し、大分県から全国へと少しずつ知名度を広げている。
目指すは全国2連覇。「ダンスは若者のもの」という概念を取っ払い踊る姿に、靴メーカーも注目。あるコラボが実現した。
シニアの全国大会で初優勝しNBAの舞台でパフォーマンスを披露するなど活躍の場を広げている
大分市などで活動する高齢者のヒップホップダンスチーム、「JBRevolution」。
「JB」はじいちゃん・ばあちゃんの略で平均年齢はなんと70歳。
「ダンスは若者がやるもの」という概念を取っ払いシニア世代に革命を起こしたいと2018年に結成。当初10人ほどだったチームは、今では約70人になった。
この日のメンバーの最高齢は御年82歳の三宮友子さん。日々の練習について
「楽しいです。(練習の)前の晩、嬉しくて眠れない、興奮して」
このJBRevolution、2025年のシニアの全国大会で初優勝。
2026年1月には、世界最高峰のプロバスケットボールリーグ、NBAの舞台でパフォーマンスを披露しました。

元気に踊る姿に靴メーカーも注目
そんなチームに白羽の矢を立てたのが大阪府に本社を置く婦人向けの靴メーカー、『HARU』だ。
『HARU』はJBRevolutionのメンバーが自社のサンダルなどを履いて踊る動画をSNSに投稿。
その理由を『HARU』の森馨専務は「シニアが明るく元気にアクティブに踊ってる姿を見て、そういった人たちに商品を履いてもらってダンスをしてもらえないかというようなことを感じて連絡した」と話している。
さらに、2026年6月に東京で開かれた展示会ではその動画を流して商品をPR。

そのときのことを森馨専務は「来場者がモニターの前で立ち止まってその様子を見たりダンスを見たりということで、かなりそういう意味では注目、関心を持ってもらえた」と語る。
JBRevolutionメンバーの高橋啓子さん(78)は「とても履き心地がいいし可愛らしいので歩くたびに足元見て楽しかった時を思い出している」と話し、特別な思い出になっているようだ。
城向由佳代表も「いつもとは違う経験をさせてもらってるというのは本当にありがたかった」と話す。

目標は“全国大会2連覇”
知名度が広がる中でもダンスを楽しみ練習に打ち込むメンバーたち。チームの次なる目標をリーダーでセンターを務める城向尋子さん(76)に聞くと「去年優勝したので2連覇を目標に一致団結して頑張りたい。和気あいあいと。多分若い子よりも元気がいいのではないかな」と笑顔で答えた。
年齢を重ねるほど、できることは減っていく。そんなイメージを、JBRevolutionのメンバーは軽やかなステップで超えていく。


