去年4月、宮城県石巻市の自宅で、当時15歳の高校生の息子をナイフで刺すなどして殺害した父親の裁判員裁判が4月20日に始まり、父親は起訴内容を認めました。
殺人の罪に問われているのは、石巻市流留の無職、佐々木嘉志被告(49)です。
起訴状などによりますと佐々木被告は、去年4月28日午前7時ごろ、自宅で、高校1年生の息子・慧太さん(当時15)の背中を刃物で刺し、ロープで首を絞めるなどして、殺害した罪に問われています。
20日、仙台地裁で開かれた裁判員裁判で、佐々木被告は「間違いありません」と起訴内容について認めました。
続く冒頭陳述で検察側は、「被告は元妻に代わって息子の食事を用意していたが、料理がうまくできないなどと思い込み、うつ病を発症。被害者を殺害し自殺しようと考えた。」と主張しました。
一方弁護側は、事実関係については争わないとした上で、「被告は子育てと仕事の両立について悩み、心神耗弱で、善悪について判断できない状態にあった」として、情状酌量を求めました。
判決は4月28日に言い渡されます。