将来佐賀で働くイメージを持ってもらおうと、卒業後医師として働く予定の学生が、県内の病院を訪れ感染症対策などを学びました。

この実習は卒業後、県内で医師として働く予定の学生を対象に県が毎年この時期に開催しているものです。
今年は佐賀大学など県内外の3つの大学から21人が参加しました。
20日、県医療センター好生館を訪れた学生たちは、重篤な感染症が国内に持ち込まれたという想定で防護服を身に着け視野が狭く動きづらい状態で血圧の測定を体験。
また県内では好生館のみが扱う、空気を送るための装置を腰につけ緊急時の対応を学んでいました。

【参加した学生】
「防護服を着て、思った以上にすごい暑くて手の感覚とかも鈍くなってしまってこれで治療すると考えたら思っていたより大変だなと思った」
Q.どんなことを学びたい?
「自分がコロナを経験したこともあって同じような感染症が起こらないことがいいんですけど、もし起きた時に自分が医者として佐賀の役に立てるような勉強をしたい」

学生らは20日から3日間県内の離島などを訪れ佐賀の医療について学ぶ予定です。

サガテレビ
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