山形の暑い夏を乗り切るための知恵の1つが、いわゆる「冷やし文化」。体の中から外からとにかく冷やして涼を得る。県内2つの「冷やし文化」を2人の新人アナウンサーが体験してきた。

まずやってきたのは、米沢市にある県内有数の人気スポット・道の駅米沢。
ここのフードコートにあるラーメン店で提供されているのが…。

(店員)
「はい、お待たせしました」

山形が誇る冷やし文化の代名詞の1つ「冷やしラーメン」。
一見、普通のラーメンに見えるが、違うのはその温度。冷たいスープには氷を入れてキンキンに冷やし、さらに器も氷水に浸けて冷やしている。

(リポート)
「さわやかでとってもおいしいです。ラーメンのコクのあるスープはもちろんですが、やはり冷たいのでさっぱりといただくことができる。暑い夏にはピッタリの一杯です」

18日の米沢市の気温は33.1℃の真夏日。暑い日が続き、「冷やしラーメン」の売れ行きも伸びてきたそう。

(フードコート担当・鈴木真也さん)
「6月頭くらいから、気温とともに販売数量も上がるようになってきました」

18日も昼時には「冷やしラーメン」を注文する人が。

(長井市から)
「やっぱり夏場は冷やしラーメンがおいしいですよね。最高最高」

(栃木から)
「初めてです。麺がちぢれ麺で冷たいので、すごくコシを感じて食感が楽しめておいしいなと思います」

6人全員が冷やしラーメンを食べていたみなさんは同級生の集まりで、毎年、福島から山形に来て冷やしラーメンを食べるのが楽しみだという。

(福島から)
「最高ですね。体の芯から涼しくなります。夏は冷やしラーメンに限ります」

(フードコート担当・鈴木真也さん)
「山形を代表するラーメンの1つ。ぜひみなさんに食べていただいてこの夏を乗り切ってほしい」

さくらんぼテレビ
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