山陰地方は20日、真夏のような暑さとなりました。鳥取や米子など多くの地点で最高気温が30℃を超え、「真夏日」を記録しました。21日は天気が崩れるものの蒸し暑さが続く見込みで、熱中症に警戒が必要です。
園児:
暑~い。
園児たちも思わず叫ぶ季節外れの暑さ…。20日の山陰各地は強い日差しに加え、暖かい空気が流れ込んだため朝から気温が上がりました。鳥取や米子などでは午前中にすでに30℃を超え、「真夏日」に。ほとんどの地点で2025年で一番の暑さとなりました。
園児:
暑かったので水筒をいっぱい飲んだからお茶がなくなった。
街の人:
暑いです。夏が思いやられます。
鳥取で31.8℃、米子で31.2℃など山陰両県では20日、15の地点で真夏日を記録。
このうち日南町茶屋や益田など11地点では、2025年で初めて真夏日となりました。
一方、気温の上昇でこんな影響も…。浜田市の海岸では、赤潮が発生しました。
例年、連休明けの気温や水温が高くなる時期にプランクトンが増殖、赤潮となって現れるということです。
山陰地方は、これから前線や湿った空気の影響で雲が広がりやすくなり、21日は西から雨が降る見込みですが、気温の高い状態は続き、予想最高気温は鳥取で31℃、松江で29℃など蒸し暑くなりそうです。熱中症への注意が必要です。