フランスで開催中のカンヌ国際映画祭で17日、最高賞「パルムドール」を競う部門にノミネートされている早川千絵監督の作品「ルノワール」が上映されました
フランスで開催中の第78回カンヌ国際映画祭で17日、「ルノワール」を手がけた早川監督、主演の鈴木唯さん、石田ひかりさんリリー・フランキーさんらがレッドカーペットに登場しました。
「ルノワール」は、1980年代を舞台に11歳の女の子が病気の父親と家事と仕事に追われる母親の元で、大人の世界に触れて成長していく物語で、上映後、会場では観客から拍手が送られました。
早川監督は「観客の方の熱気が段違いに大きいな、熱いなと思って、感激したというか胸がいっぱいになりました」と感想を述べました。
この作品は最高賞の「パルムドール」を競うコンペティション部門にノミネートされていて、結果は24日に判明します。
「ルノワール」は日本では6月20日に公開されます。