牡丹の名所として知られる松江市八束町の日本庭園・由志園。実はバラもきれいです。17日から始まるバラ展を前に、海外の愛好家が華やかな花を楽しみしました。
日本で改良され、今年デビューした「紫式部」。
そしてこちらはフランス生まれの「アプリコットキャンディ」。
世界各国で作られた100品種のバラが見ごろを迎えています。
松江市八束町の日本庭園・由志園であすから始まるバラの展覧会「フローランタン柳楽桜子さんのバラ100選」です。
開幕を前に広島県福山市で18日に開かれる「世界バラ会議」に出席する海外の愛好家が招かれました。
村上遥アナウンサー:
有名な香水の成分として使われているというこちらのバラ、ちょっと嗅いでみます。とっても甘くて癒される香りがします。
会場を彩る100種類のバラは、出雲市出身でフランスのパリでローズアンバサダーとして活動するフローランタン柳楽桜子さんが厳選しました。
ツアー参加者:
「すごく美しい色や匂い、そして佇まいがとても素敵」
「自分の住んでいるイギリスにないバラをたくさん見られてうれしいです」
温度など管理が難しく100種類のバラが同時に咲きそろう姿を見られるのは、世界でもここ由志園だけだと称賛します。
ローズアンバサダー・フローランタン柳楽桜子さん:
「牡丹の館でまず牡丹を楽しんでもらって、その後こちらでバラを楽しんでもらう最高の設えですので、そういった部分を満喫してもらいたい。
会場には、柳楽さんの名前にちなんでパリで命名された「さくらこ」という新品種のバラも。小さいながらも力強く咲く姿が目をひいていました。
このバラの展覧会は5月17日から6月1日まで開かれます。