5月15日、宮城県内で行われたスポーツの大会についてです。スポーツといってもプロスポーツではなく、参加したのは警察官や地域の人たちです。大会はそれぞれ熱い戦いが繰り広げられました。
熱気に包まれる体育館。竹刀のぶつかり合う音が響きます。これは県内の警察官たちが日頃の鍛錬の成果を競い合う柔道と剣道の大会で、15日は約560人が参加しました。
若林警察署 伊藤哲平巡査部長
「安全安心な地域社会の実現のため、日頃の訓練の成果を十分に発揮し、正々堂々戦うことを誓います」
県警では容疑者などを制圧する際に必要な体力と精神力を鍛えようと、毎年この大会を開いていて、今回で69回目となります。大会では気迫あふれる熱戦が繰り広げられ、会場からは大きな拍手が送られていました。
若林警察署 伊藤哲平巡査部長
「今大会での結果を通じて、自分に足りないところを見つめ直して、今後の訓練に生かして、県民のために力になれればと思う」
一方、仙台市若林区で行われていたのは…。
「宮城県ママさんバレーボール連盟」の創立50周年を記念した大会です。15日は25チーム、約290人が参加し、日頃の練習の成果を競いました。
豪快なスパイクに、体を張ったレシーブ。20歳から75歳までの選手たちが、世代を超えてボールをつなぎ、コート上で躍動しました。
中山麻優さん(26)
「勝ちたいという気持ちもあるが、まず楽しみながら勝てればいいかなと思うので、笑顔を忘れず頑張りたい」
御園生奈奈さん(71)
「みんな穏やかで、明るくて、若い人たちが盛り上げてくれていて、すごくいい雰囲気で長く続けられている」
この大会は16日も開催されます。