岩手県内の地方銀行3行の2024年度の決算が出そろいました。
岩手銀行、北日本銀行、東北銀行のいずれも増益となりました。
岩手銀行の売上にあたる経常収益は前年度より50億3000万円多い437億円、最終的な利益を示す当期純利益は前年度を28億円上回る68億6000万円でした。2期ぶりの増収増益です。
岩山徹頭取は5月13日の会見で決算状況を前向きに評価しました。
岩手銀行 岩山徹頭取
「収益基盤強化の最大の要因の一つは資金利益が増加したこと」
北日本銀行の経常収益は前の年より13億5000万円少ない230億6000万円、当期純利益は前の年を8億2000万円上回る38億4000万円で減収増益となりました。
減収は4期ぶり、増益は5期連続でした。減収の要因として株などの売却益が減ったことを挙げています。
東北銀行の経常収益は前の年より7億7000万円多い137億6000万円、当期純利益は、前の年を2億円上回る15億3000万円で、2期ぶりの増収増益となりました。
