岩手県西和賀町の特産品「西わらび」が収穫期を迎え、宅配向けの出発式が5月14日に行われました。
14日の出発式には、生産者や全国への宅配便を行う日本郵便の関係者など約40人が出席しました。
西わらびは柔らかくてアクが少なく、粘りが強いのが特長で、2025年は霜や低温の影響で生育が4日ほど遅れたものの、12日から収穫が始まっています。
14日は試食会も行われ、関係者が2025年の出来を確認しながら、わらびの食感を楽しんでいました。
西和賀産業公社 営業企画課 藤原朝子課長
「今年は寒くて例年よりかなり遅れている状況で、お待たせして申し訳ない。高品質のワラビが採れていますので、ぜひお召し上がりいただきたい」
西わらびを出荷する西和賀産業公社では、2025年の出荷量は2024年を12.7トン上回る28トンを目標にしていて、宅配商品は5月23日まで県内の各郵便局で受け付けています。