公明党の岡本政調会長は14日の記者会見で、与党が検討を進める経済対策の財源について、赤字国債の発行を容認する考えを示した。
会見の中で、岡本氏は「目的は赤字国債を出さないことではなくて、必要な政策を実現することだ」と強調した。
その上で、「実現のために赤字国債がなければ駄目となると、当然選択肢としては入ってくる」との考えを示した。
一方で、減税を続ける場合には、安定的な財源の確保に向けた制度設計が必要だとの認識を示し、「ずっと何も将来的な担保がないのに、赤字国債だけでずっと恒久的にやっていくみたいな無責任な考え方はしていない」と強調した。