全国の郵便局で配達員の点呼が適切に行われていなかった問題を受け、九州運輸局は13日大分県内で初めて、別府市の郵便局に特別監査を実施しました。
九州運輸局の特別監査が行われたのは別府市の別府郵便局です。
日本郵便では、2025年1月、配達員の飲酒の有無などを確認する法律で定められた点呼が適切に行われていなかったことが発覚しました。
その後の調査で、全国3188の郵便局のうち75%にあたる2391か所で点呼が適切に行われていなかったことが明らかになりました。
九州では、424か所が該当しています。この問題を受け、九州運輸局は13日県内では初めて、別府郵便局に抜き打ちで立ち入り検査に入り、点呼に関する記録の確認や聞き取りなどを行いました。
違反が見つかれば、車両の運行停止などの行政処分を検討するとしていて、今後、県内のほかの郵便局でも順次、監査を実施する予定だということです。