去年12月、札幌と北見・網走を結ぶ高速バス「ドリーミントオホーツク号」で、乗客の30代女性が約1時間、車内から出られなくなっていたことが、5月14日わかりました。
運営会社の「北見バス」によりますと、去年12月15日に「札幌駅前」を出発したバスが翌16日午前0時20分、終点の北見バスターミナルに到着。後方の座席で寝ていた女性に、2人の乗務員は気づかないまま、営業所の車庫に入庫し、女性は車内に閉じ込められました。
女性はその後目が覚め北見バスに連絡しましたが、つながらず警察に通報。駆けつけた警察官に救出されました。女性にケガはありませんでした。
北見バスは到着後の車内点検の徹底を乗務員に呼びかけたり、警察署などに24時間つながる緊急連絡先を共有したりし、再発防止に努めているとしています。