観光プロモーション事業の業務委託を巡る贈収賄事件で、名古屋市の元職員が逮捕されたことを受け、広沢一郎市長が5月8日午後、謝罪しました。
名古屋市観光交流部の担当課長だった大塚勝樹容疑者(62)は2023年から2024年にかけ、市の観光プロモーション業務を委託する便宜を図った見返りに、広告会社からおよそ43万円分の賄賂を受け取った疑いで逮捕されました。
警察は認否を明らかにしていませんが、大塚容疑者の逮捕を受け、広沢市長が8日午後、取材に応じました。
広沢名古屋市長:
「副市長時代含め比較的知っている職員ですね。(大塚容疑者は)テキパキと仕事をしていた。観光業界が長く、非常に経験豊富な印象。残念の極みと言うほかない。本当に申し訳ない思いでいっぱいです」