そして、万博会場で行われた「世界赤十字デー」のイベントでは、阪神・淡路大震災からの復興を願った歌、「しあわせ運べるように」が歌われた。
大阪・関西万博の会場で開催された「世界赤十字デー」のイベント。

■「しあわせ運べるように」作詞・作曲した臼井真さんが指揮
「しあわせ運べるように」を作詞・作曲した元小学校教師で、今は神戸親和大学教授の臼井真さんが指揮を執り、合唱が行われた。

■阪神・淡路大震災をきっかけに作られた復興を願う歌は全国の被災地に広がる
「しあわせ運べるように」は、阪神・淡路大震災で被災した臼井さんが変わり果てた神戸の姿を見て作った復興を願う歌。
全国の被災地にも広がり、被災した人の心に寄り添ってきた。

■今では12カ国語に訳され、世界でも親しまれる
今では12カ国語に訳され、世界でも親しまれる歌に。
「人を救う大切さや人間の強さを伝えたい」と日本赤十字社が依頼し、万博での合唱が実現した。

■「世界の被災地に思いを寄せていただけたら」
臼井真さん:初めてこの歌を聞かれる方が心を留めていただいて、世界の被災地に思いを寄せていただけたらいいなと。
神戸から世界の人たちへ。万博をきっかけに歌は広がっていく。
(関西テレビ「newsランナー」 2025年5月8日放送)
