アメリカで2回目の関税交渉を終えた赤沢経済再生担当相が3日に帰国し、石破首相は3日午後、公邸で交渉の状況について直接報告を受けました。
赤沢経済再生相:
(関税の)導入は遺憾であるということと、一連の関税措置を見直す、端的に言えば撤廃をする。
帰国した赤沢大臣は羽田空港で記者団に対し、自動車や自動車部品・鉄鋼・アルミを含め「一連の関税措置を撤廃することを強く求め続けている」とした上で、「2日から事務レベル協議が行われており、政府一丸となって最優先で取り組んでいく」と強調しました。
この後、石破首相は午後4時半ごろから公邸で林官房長官とともに赤沢大臣から直接交渉の状況の報告を受けました。
アメリカの主張や対応を細かく確認した上で、今後の対応策について検討したとみられます。