石破首相は3日、東京都内で開かれた憲法改正派の集会にビデオメッセージを寄せ、ビデオメッセージを寄せ、憲法を果断に見直す議論を行い、国民に判断を委ねるべきだとの考えを強調した。
石破首相は、「わが憲法は、昭和22年の施行以来、社会、国民意識の変化、我が国を取り巻く国際情勢の変動を経ても、一度も改正されることがないまま今日に至っている」と指摘。
その上で、「現状にそぐわない部分、よりよく変えていかねばならない部分があるのではないか。果断に見直しを行い、議論し、あくまで主権者である国民の判断に委ねることが必要である」と強調した。
そして、「衆参の憲法審査会における議論がさらに進み、国会による発議が早期に実現するよう党として尽力する」と述べた。
さらに石破首相は、憲法改正について、「緊急事態対応、そして、自衛隊の明記を最優先に取り組んでいきたい」と述べた。
また、「戦争体験された世代の方々がお元気なうちに、この憲法は国民にいろんな意味で問うていかねばならない」とも述べた。