アユ釣りシーズンを前に、美浜町の美浜中央小学校の児童らが30日、地元の耳川でアユの稚魚を放流しました。
   
地元の耳河川漁業協同組合の協力のもと、3年生と4年生の45人が約50キロの稚魚を放流。バケツに入れた15センチほどの稚魚を「大きくなーれ」と言いながら川に流しました。
  
児童は「アユがとてもはしゃいでいて、アユも楽しみなんだと思いました」「元気もあってすごく小さかったけど、大きくなってほしい」などと話していました。
 
耳河川漁業協同組合の仲島太一組合長は「川離れしている子供が多いと思うが、一人でもアユに慣れてもらって、大人に限らず子供にも釣りができる楽しさを教えてあげたい」と期待を込めました。
  
30日は上流の別のポイントもあわせて約750キロ、5万匹を放流しました。耳川でのアユ釣りの解禁は6月21日です。    

福井テレビ
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