過去に名前などを偽り不倫していた平岩征樹衆院議員について、国民民主党の玉木代表はSNSで、離党届を受理せず、党の倫理委員会の処分を待つ考えを示した。
既婚者であることを隠して女性と交際し、相手に自分の本名を述べていなかった平岩氏は、国民民主党から4月23日に無期限の党員資格停止処分を受けていて、28日に離党届を提出している。
玉木氏は30日夜、自身のSNSに、平岩氏の離党届について投稿し「自らの氏名や既婚者であることを秘して特定の女性と交際するという事案であることから受理せず、倫理委員会の処分を待つことにしている」と明かした。
その上で、玉木氏自身の不倫問題について、「倫理委員会の調査で、『報道機関に不倫を類推されるような行為』が党代表としての注意義務に違反するとして3カ月の役職停止とされたものだ」とした上で、「相手方も憶測に基づく報道を否定しており、同列に扱われる内容ではない」と強調した。