アメリカとの2回目の関税交渉を前に赤沢経済再生相は、ワシントンで自民党の小野寺政調会長や小泉元環境相と詰めの協議を行いました。
小野寺政調会長:
日本の国益として何がプラスになるか。そのことを腹に据えて交渉していただきたい。
協議はワシントン市内のホテルで約1時間行われ、小泉元環境相は、訪問中に収集した「最新のアメリカ側の声を伝えた」と説明しました。
関税交渉は日本時間の5月2日に行われる予定で、赤沢大臣は当初の滞在日数を1日延ばして対応します。
政府関係者は「交渉の範囲を揃えられるか」をポイントの一つに挙げていて、農産品の輸入拡大や、輸入車の審査の特例拡充が日本の交渉カードとして浮上する中、アメリカ側の出方を見極めたい考えです。