アメリカとウクライナは、近く鉱物資源協定に署名する見通しであることが明らかになりました。
アメリカがウクライナへの軍事支援の見返りとして求めていた鉱物資源に関する協議について、アメリカのベッセント財務長官は4月30日の午前に始まった閣議で、「きょうの午後に署名する準備ができている」と明らかにしました。
これに先立ち、ウクライナのシュミハリ首相は地元のテレビ番組で「24時間以内に署名することを期待している」と述べていました。
シュミハリ首相によりますと、協定はウクライナの発展や復興への共同投資に関するもので、対等な内容になっているということです。
ブルームバーグ通信は、アメリカが軍事支援の見返りについて、当初の案から譲歩したとみられると報じています。