中国軍の幹部が国会に相当する全人代(全国人民代表大会)の代表資格をはく奪されました。
全人代の常務委員会は30日、中国軍の最高指導機関である中央軍事委員会の苗華氏の全人代代表の資格を剥奪すると発表しました。
苗氏について中国国防省は2024年11月、「重大な規律違反」の疑いで調査し、職務停止であることを発表していて失脚が確認された形です。
中国軍を巡っては、国防相経験者2人が汚職などで処分されたほか、制服組トップである中央軍事委員会副主席の何衛東氏の動静が途絶え、海外メディアで失脚説が伝えられるなど異例の事態が続いています。