トランプ関税を巡り、アメリカとの2回目の交渉に臨む赤沢経済再生相が日本時間30日夜、ワシントンに到着しました。
赤沢経済再生相:
ウィンウィンの関係になるようなそういう合意に向けて、できる限り前進をしたい。
交渉は日本時間の5月2日に行われ、赤沢大臣は当初の滞在日数を1日延ばして対応する方向です。
政府関係者は「交渉の範囲を揃えられるか」をポイントの一つに挙げていて、輸入車の審査の特例拡充などが交渉カードとして浮上する中、アメリカ側の出方を見極めたい考えです。
石破首相:
われわれの基本姿勢は全く変わるものではございません。合衆国の関税措置というものは撤廃を求めていく。
赤沢大臣の訪米について、石破首相は「共に力を合わせて雇用創出する重要性」などを伝えると説明しました。