将棋の「名人戦」七番勝負の第2局が東京・羽田空港で行われ、3連覇を目指す藤井聡太七冠(22)が勝利しました。
将棋の八大タイトル戦で最も歴史のある名人戦七番勝負の第2局は29日と30日の2日間、東京・羽田空港の第1ターミナルで行われました。
対局は午後9時半ごろに、藤井七冠が141手で挑戦者の永瀬拓矢九段(32)に勝利しました。
第1局に続き2連勝で名人戦タイトル3連覇へ前進しました。
藤井七冠:
ちょっと不安で、少し主張のない形になってしまい中盤も難しいですけど、自信の無い局面が多かったので、最後の最後に好転したという勝利だったのかなと思います。
また、羽田空港で行われた対局について藤井七冠は、「のどかな滑走路が見えて対局中にそちらを眺めたりしてリフレッシュしながら考えることができた」と振り返りました。
名人戦七番勝負は2日制で持ち時間9時間とタイトル戦で最も長く、先に4勝した方がタイトル獲得となります。
第3局は5月9日と10日の2日間大阪・関西空港内にあるホテルで行われます。