国民民主党の玉木代表は30日、東京都内で講演し、自らが首相に就任した場合には「教育国債」を発行し、子育て分野などの予算を倍増させたいとの考えを示した。
玉木氏は、保育事業者などの団体が東京都内で開いた勉強会で講演した際に、首相に就任した場合、実現したい政策について問われた。
玉木氏は、「教育国債の発行を可能にしたい」と述べたうえで、「保育、子育て、教育、人づくりの分野の予算を来年度から倍増させたい」と強調した。
また、「人を育てることが過小投資だったことが、この30年の停滞を招いている一番の原因だ」と指摘し、「人への投資、とりわけ若年層、子どもたちに対して、必要な予算をつけることを速やかに訴えていきたい」との考えを示した。
国民民主党は、2024年の衆院選の公約で、年間5兆円程度の「教育国債」を発行し、子育て予算などを倍増させることを掲げている。