能登半島地震の発生後被災地で増加しているのが交通事故です。能登地区で去年発生した人身事故の数ですは前の年に比べて27件増加しました。原因は道路事情だけではありません。飲酒運転による事故が6件。飲酒や無免許運転などの検挙も1割多くなりました。こうした状況を受け県警は新たに危険運転を取り締まるためのチームを結成しました。

リポート:
「交通、生活安全、警備3つの部門が連携して危険の取締りを強化します。」

30日、石川県警に新たに結成されたのは「悪質危険運転者取締りチーム」県警本部の各部門から精鋭約20人が集まり、飲酒や暴走など危険な運転行為を取り締まります。

30日の出動式には、大嶌正洋(おおしま・まさひろ)本部長も参加。危険運転は看過できないと訓示しました。

能登半島地震の発生後、能登地区では交通事故が増加中。飲酒運転による事故は震災前は1件だったものが、6件に。飲酒や無免許の検挙件数も8件多く84件となりました。取り締まりチームでは、当面の間、検問やパトロールを強化し危険運転撲滅につなげます。

交通指導課 山下謙太郎次席:
「悪質違反は復興に対して障害になると思います取締りチームを導入して(危険運転などを)排除し復興を推進していきたい。」

石川テレビ
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