宮崎県えびの市のシルバー人材センターは、嘱託職員として働いていた30代女性が約9万円を着服していたと発表しました。
えびの市シルバー人材センターによりますと、女性は3月末まで嘱託職員として勤務していて、会員に支払うはずだった空調服の助成金とセンターの利用者から預かった支払い代金、あわせて8万5372円を着服していたということです。
着服は、経理担当の職員が収支の確認を行ったことで発覚。
3月24日にセンターが女性に確認したところ「生活費が足りなかった」と着服を認め、4月21日に被害額すべてを返済しました。
センターは刑事告訴しない方針で、「今後の調査・指導を踏まえて再発防止に努めたい」としています。