職務の放棄やハラスメントなどを理由に、宮崎県警察学校の60代の男性職員が4月30日付で減給6カ月の懲戒処分を受けました。
宮崎県警によりますと、男性職員は2021年から2024年にかけて20回程度、授業を部下に任せて無断で外出。
また2024年12月には、警察内部の会議で、部下に対し「お前はばかじゃないか」などと罵倒しパワハラを行ったということです。
さらに、調査を進める中で鍼灸整骨院の診療費の未払いも明らかになりました。
男性職員は全ての事実を認め、辞職届を提出しています。
奥野仁首席監察官は、「幹部職員がこのような事案を起こし誠に遺憾であり、県民の皆様に対し深くお詫びいたします」とコメントしています。