アメリカ軍の訓練移転などで工事が進む、鹿児島県西之表市の馬毛島を巡り、鹿児島市と西之表市を結ぶ種子屋久高速船の工事関係者専用のチャーター便の運航が始まっています。
安楽遥記者
「午前8時過ぎです。馬毛島の工事関係者を乗せたトッピーが種子島へと向かいます」
西之表市の馬毛島では、2023年1月からアメリカ軍の訓練移転による自衛隊施設の整備のために基地工事が進んでいます。
防衛省によりますと2025年2月時点で、種子島に1880人、馬毛島に3650人、計5500人ほどの工事関係者が滞在していて、今後最大6000人まで増える見通しです。
この中には高速船を使って鹿児島市と行き来する工事関係者もいて、チャーター便は高速船の混雑を緩和するために、4月25日から運航が始まりました。
チャーター便は毎週月曜日の午前と金曜日の午後に鹿児島市と西之表市を1往復する予定です。